アメリカ移住ならインターン?留学?

憧れのアメリカへの移住。ビザが厳しい今、インターンシップか留学が現実的。

アメリカ留学・インターンシップ中にどれくらい英語は上達する?

こんにちは!

私はアメリカのJ-1ビザ(インターンシップビザ)を取得、18カ月のインターンシップアメリカのロサンゼルスに滞在中です。

よく日本の友達から聞かれるのが「英語、上手くなった?」という質問。自分的にはもちろんアメリカに来る前より英語を話せるし、聞けるし、「上達した」と言いたいところですが、ビジネスで英語を使いこなせるというレベルではないような…。

1年程度、アメリカに“ただいる”だけではメキメキと英語が上達するという感じでは無さそうです。最近、痛感していますが本当に“ただいる”だけではダメなんです。せっかく英語に囲まれた環境、それを積極的に活かせるかどうかで上達度合いが大きく変わりそうです。

※ちなみに、私よりも在米歴が長い諸先輩方でも英語の上達は悩みの種のようです。。。私みたいな新米が上達したければ、かなり努力せねば!!

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アメリカにいても英語が上達しない理由

最初はアメリカに来るだけでメキメキ英語が上達するイメージでしたが、やはり理想と現実のギャップがあるようです…(泣)もちろん、少しずつは良くなっていますが、その上達スピードは理想とはほど遠いようです。

なぜアメリカにいるのに英語の上達スピードが遅いんだろうとその理由を考えた時、「まわりの日本人のみんなはどうしているんだろう?」などといろいろ話を聞いたり、ブログなどの記事を読んでみました。で、私自身も当てはまる「アメリカにいても英語がなかなか上達しない理由」トップ3を挙げてみたいと思います。

思わず日本のYoutubeなど、日本語に触れてしまう

意外と多いのがこの理由では無いでしょうか?留学にせよ、インターンシップにせよ、遠く日本を離れてアメリカでの一人暮らし。英語は上達したいものの、やはり淋しいのです。。。で、思わず日本の友達とLINEで話したり、ダラダラと日本語のYoutubeを見続けてしまう時間が長いと感じます。1日は24時間、せっかくアメリカにいるのに日本語に何時間も触れていては勿体ないですよね。はい、アタマでは分かってます…。

アメリカ人と話すのを面倒くさがって、機会を避けてしまう

私の場合、会社が日系企業なので結構日本人も多くて、日本人だけで固まってしまうことも(これは留学生が語学学校で体験するのと似た感じかもです)。それで結局アメリカ人と話している時間よりも、日本人と話している時間の方が長くなって、結果「英語をあんまり話してない!」という日も。それでは上達しないですよね…。

けど、慣れない英語で話すとやっぱり疲れたり、余計にストレスが溜まったり。インターンシップとは言え仕事なので、仕事のストレスも多少はあるため、「これ以上、ストレスを感じたくない!」と無意識にアメリカ人と話すのを面倒くさがっている自分もいます…。

そもそも英語(発音・語彙・リスニング力など…)に自信が無いまま

で、悪循環なのですが英語力が上達しないので、そもそも英語の自身もそれほど上がらないまま。発音も語彙力もリスニング力も、アメリカに来る前よりかは良くなっていますが、それでもアメリカ人と1対1でスラスラ話すほどの自信はまだありません。なので、さらに家に引きこもり気味になり…。

ほら、アメリカに留学・インターンシップしても、そんなに早く英語は上達しない理由が分かりますよね?笑

どうしたらもっと早く英語が上達するのだ!?

ここからは私の決意表明も含めて。。。英語の国・アメリカにいるのだから、英語学習には最適な環境にいるはず!その環境を100%完全に活かせれば、もっと早く英語が上達するはずなのです。であれば、どうやってその環境を活かすか、その方法ややる気は自分次第かと思っています。

英語のテレビ・ニュースに毎日触れる

テレビをつければ当然すべて英語。Youtubeをダラダラ見るくらいなら、テレビをつけてこちらの番組をダラダラ見たり、映画を見た方が絶対にマシ。朝起きたらニュースも見てアメリカの最新情報を知っておけば、会話の種にもなるはず。「テレビをちゃんと見る」っていうのもなんだか格好の良くない目標ですが、一番確実に英語に触れ、上達に近づける方法の1つのような気がします。

アメリカ人では無くても、英語が第二外国語の人と話す

私の住んでいるロサンゼルスはアメリカの中でも特に移民の多い都市。つまり、私のような日本人と同様、母国語があり英語は第二言語という外国人が多数います。そういう人の方が「どうせ相手も英語を学んでいるところだし」と少しだけ余裕を持って英語を話せるものです(←小心者の私だけ?!)

もちろん、英語の発音が綺麗じゃなくて聞き取りづらい(インド人にしても中国人にしても特徴的な英語です、自分もかもですが…)ですが、そういう人と話していると「自分もきれいな発音で話さなきゃ」と上達に向けてやる気が出たり、「発音がきれいじゃなくてもガンガン話しかけてくるな、オイ!」と自分も自信を持って積極的に話さねばと思えるものです。

アメリカ人と出会う、仲良くなる

あとはこっちで出会うしか無いですね。変な意味じゃなく、Meet Upとかもいっぱいあって、同じ趣味とかの人と出会う機会はたくさん用意されているので、後は自分が活かすかどうかです。やっぱり場数を踏まねば英会話力は上達しないと思いますので、重い腰を上げねばです。

 

と、ここまで書いて、やっぱり英語を上達させたかったら行動に移さねばと強く決意しました!これからのアメリカ滞在中、しっかりMAXスピードで英語を上達させようと思います!!

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アメリカ留学なら大学のエクステンションプログラムがおすすめ!

こんにちは!

私はアメリカのJ-1ビザ(インターンシップビザ)を取得、18カ月のインターンシップアメリカのロサンゼルスに短期移住しています。

人生で一度アメリカに住んでみたかったからわざわざインターンシップビザまでとった訳ですが、アメリカに住むだけならば別に留学でも構わない訳です。

アメリカ留学の場合、アルバイトも含めて仕事が一切できない(学生・留学ビザでの労働は禁止されている)ので、貯金がタップリある方は良いですが私みたいなカツカツな人には厳しい生活になることが予想されます…。

そんな理由で私はインターンシップアメリカ移住を実現したのですが、こちらに来てから「こんなプログラムがあったのなら私も留学にしたかも知れない!」と思ったのが、アメリカの大学が提供するエクステンションプログラム。

今回の記事ではアメリカへの留学について書いてみつつ、おすすめのエクステンションプログラムについて紹介します。

アメリカ留学の仕組み・学校選び

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まずはじめにアメリカに留学したら何が必要なのか、準備や仕組み、学校選びなどの概要を紹介します。大前提として、アメリカへの観光・旅行ではビザは不要ESTAと呼ばれる渡航管理システムへの登録は必要)ですが、3ヶ月までしかアメリカに滞在できません。もっと長く滞在する(生活する、移住する)には何らかのビザが必要です。(参考:ロサンゼルス留学~現地発!おすすめ大学・語学学校の最新情報

アメリカ留学ビザ(F-1ビザ)の仕組み

で、アメリカの留学ビザの仕組みはちょっと複雑なのですが、

  • 滞在期間3ヶ月未満、かつ週の授業時間が18時間未満→留学ビザは不要
  • 滞在期間4ヶ月以上、または週の授業時間が18時間以上→留学ビザが必要

です。基本的に3ヶ月未満の短期留学なら留学ビザは不要ですが、週18時間以上、ガッツリ英語を勉強したい!という場合は短期留学でも留学ビザが必要です。

で、アメリカの留学ビザはF-1ビザと呼ばれます。

F-1ビザ申請・取得の流れ

アメリカの留学ビザ・F-1ビザを取得すると、学校の通学期間に応じてアメリカに合法的に滞在できることになります(ただし前述の通り、仕事はできません!)。

ビザ申請・取得の流れを簡単に説明すると以下の3ステップになります。

  1. アメリカの留学先の学校(大学・コミュニティカレッジ・語学学校など)から入学許可をもらう
  2. アメリカの留学先の学校から「I-20」と呼ばれる入学許可証を発行してもらう
  3. アメリカ大使館にF-1ビザを申請、「I-20」を持参し、面接を受ける

ここで重要なのが2ステップ目、I-20の取得です。

アメリカの学校であればすべてI-20を発行できる訳ではありません。留学生の受け入れ実績があり、認定された学校しかI-20を発行できないため、留学先の学校選びでは「I-20を発行できる学校かどうか」が重要です。

とは言え、日本人留学生の受け入れ実績のある学校はI-20は発行できるはずなので、あまりに無名の学校を選ばない限りは心配しなくても大丈夫です。

留学先の学校選びのポイント

アメリカ留学で学校を選ぶ際にはI-20を発行できる学校かどうかが重要ですが、あわせて留学目的に合わせて適切な学校の種類を選ぶことも重要です。アメリカ留学では、大学留学、コミュニティカレッジ留学、語学学校での語学留学、エクステンションプログラムの利用の4パターンがあります(以下のサイトを参考にしています)。

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アメリカの大学への留学

アメリカの4年制大学に入学・留学するイメージです。卒業まで4年間の通学が必要なのでなかなか大変ですね。また日本と比較してアメリカの大学の学費は圧倒的に高いので費用もかなりかかる上、入学にはTOEFLなどの英語スコアも一定以上が必要です。

コミュニティカレッジへの留学

コミュニティカレッジ(通称:コミカレ)はアメリカの2年制大学で、日本で言うと短大にあたるもの。4年制大学と比較して学費が安かったりTOEFLのスコアが低くても入学できる学校があったりと、ハードルが低め。

また2年間の通学を終えてから4年制大学編入も可能で、アメリカ人の中にも学費を抑えるために、あえてコミカレに2年間通ってから4年制大学編入・進学する人もいます。英語力がまだ低いが4年制大学に留学したい!という日本人留学生にもおすすめの方法ですね。

語学学校での語学留学

人数としては一番多くの人が参加するであろう留学方法がアメリカの語学学校に入学する方法。とりあえず英語留学がしたい!あるいは3ヶ月未満の短期留学なら語学学校での語学留学がおすすめです。

大学のエクステンションプログラムの利用

これは私が日本にいるときは知らず、アメリカに来てから知った留学方法です。エクステンションプログラムというのは大学が社会人向けに開放しているような聴講プログラム、あるいは生涯学習プログラムのようなもので、それが外国人留学生にも開放されています。

このプログラムのデメリットは学位などが取れない(修了証明証・サーティフィケートのみ)点ですが、プログラムによっては9ヶ月通学するとOPT(Optional Practical Training)と呼ばれる1年間の有給インターンシップ権利がもらえる点がメリット。

私の場合はインターンシップ用のJ-1ビザを取得しましたが、「エクステンションプログラムで留学+OPTで1年間働く」というセットでのアメリカ短期移住もいいかもと思いました。

アメリカ留学に大学のエクステンションプログラムをおすすめする理由

アメリカの留学では基本的に仕事をすることが禁止されているため、収入が無い=貯金が減り続ける、というのがリスクなのですが、このエクステンションプログラムであれば9ヶ月間の学費は負担しなければならないもののOPT期間に入れば収入を得ながらアメリカに滞在できるのがおすすめの理由。

また、私が取得したインターンシップビザだとビジネス英語の語学力とかコミュニケーション力はあくまで現場で鍛える!という感じになりますが、9ヶ月のエクステンションプログラムではマーケティングやビジネスなどの授業を英語で学べる点もおすすめで、英語力をしっかり高めてからOPTで仕事をすることができます。

ただ、このエクステンションプログラムもどこの大学でもやっているものでは無く、提供しているのは一部の大学のみ。以下、私が生活しているロサンゼルス周辺でエクステンションプログラムを提供する学校をいくつか紹介します!

UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のエクステンションプログラム

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ロサンゼルスの有名大学と言えば、やはりこのUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)ですね!アメリカの名門大学の1つでもあり、世界の大学ランキングにも掲載されるような大学です。

4年制大学で、学部の1年生から入学しようとすると入試(TOEFLのスコアなど)が大変ですが、UCLAはエクステンションプログラムを提供しており、それを利用して手っ取り早く(?)UCLAの学生になっちゃうのがおすすめ!何より、4年制学部に入学するよりも安い費用でUCLA留学を実現できるのが魅力です。

 留学生向けのエクステンションプログラムとしては主に2種類で、英語学習に特化したプログラムと、ビジネス関連のプログラム。前者は英語の語学留学に近いものになりますが、語学学校ではなく名門大学のキャンパスで英語を勉強したい!という方にはおすすめの語学留学になるでしょう。また、OPTも取得できるビジネス関連のプログラムはマーケティングやメディア論、法律、会計関連など分野は多岐に渡り、自分の興味があるものが見つかりそうです。

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UCI(カリフォルニア大学アーバイン校)のエクステンションプログラム 

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日本人留学生の皆さんの認知度は低いかもしれませんが、ロサンゼルスの南・アーバイン市にあるUCI(カリフォルニア大学アーバイン校)もUCLAに負けないくらいによく知られた学校で、アメリカの中では比較的上位にランキングされる学校。

特にキャンパスのあるアーバイン市はアメリカの中で最も治安の良い都市に選ばれたことがあるほど、留学中の生活・安全面ではおすすめの街。

こちらも修了後にOPTを取得できるエクステンションプログラムを提供しており、日本人留学生にもおすすめの内容です!

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以上、今回はアメリカの留学、特にエクステンションプログラムについて紹介させていただきました!次回はまた別のアメリカ移住方法などを紹介したいと思います!

アメリカのJ-1ビザ取得までの流れ~スポンサー団体や必要な書類・費用のこと

私がアメリカでインターンシップをするために取得したJ-1ビザですが、他のアメリカのビザと比較してやや複雑なため、こちらの記事で少し補足します。

またこの記事を目にされる皆さんが気になるであろう、J1ビザ取得に必要な書類や実際にかかった費用などについても紹介させていただきますね。

なお、アメリカのJ-1ビザ取得の流れについて、よくまとまっているサイトを紹介します。

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ただし、正確な情報や最新情報はアメリカ大使館のページを確認するのも大切です。

米国ビザ申請 | 交流訪問者ビザ - 日本 (日本語)

はじめにアメリカのビザについて

アメリカを観光旅行で訪問する際は特にビザが要りません。これは日本とアメリカの間でそういう取り決めがあるからで、3ヶ月以内のアメリカ滞在の場合はビザを取得しなくても問題無いです。

一方で、3ヶ月以上アメリカに滞在したい、観光では無くフルで勉強・留学したい、仕事して給料をもらいたい、と言った場合は必ずアメリカのビザが必要です。

ところが、現実的にアメリカのビザ取得と言うのは難しいのです。。。

グリーンカード(永住権)

滞在期間の期限も無く、仕事もでき、文字通り「永住」できるビザがグリーンカード(永住権)です。アメリカ人との国際結婚などで取得できるのがこのグリーンカード。実際には結婚以外で取得するのが難しく、抽選で取得できる制度もありますが、確率は何万分の1とかですかね(抽選でグリーンカードに当たったという人も身近にいますが…)。

昔は簡単に取れた時代もあったようなのですが、現在はまず簡単に取れるものではないということを知っておくと良いと思います。

就労ビザ(Hビザ)

アメリカで仕事・就職しようと考えたら、一般的にはアメリカの就労・労働ビザであるHビザを取得する必要があります。で、この就労ビザも毎年何十万人が希望する一方、発給枠には制限があるため抽選なのです。この抽選で落ちる人も多数いるようなのですが、まず就労ビザを取得する前にアメリカの企業から内定を得て、ビザのサポートをするという約束を得なければなりません。

この就労ビザ(Hビザ)を取得するには、アメリカの企業が「この人をぜひ採用したい」と言うスポンサーになる(ビザ発給のための保証人みたいなイメージですかね)必要があり、このビザスポンサー探しが日本人にとっては難易度が高いところ。

私も一時期はどこかでスポンサーしてもらってHビザが取れないかと考えたのですが、前述の通り、抽選もあって取得できるかどうかかなり不透明な状況で、企業も「この外国人を採用するためにスポンサーになろう」とは思わないみたいです。

入社できるかどうか分からない、入社もそもそもビザが取得できてから、という人に内定を出す企業なんてあんまりいないですよね…。

留学・学生ビザ(Fビザ)

結局、いまアメリカに移住しようと思うとビザが難しいため、残った選択肢がインターンシップか、アメリカへの留学。アメリカの留学・学生ビザ(Fビザ)を取得することです。

留学・学生ビザのデメリットは一切働けない点。収入が無い上に、学校の授業に出続けないとビザがはく奪される(←結構厳しく出席を管理される)ため、どんな学校に留学にするにせよ授業料は払い続けねばなりません。

つまり、よほどの貯金が無いと実現するのが難しいアメリカ移住方法でもあります。

J-1ビザ(インターンシップなど)

で、最後に残ったのが私も取得したJ-1ビザ。手っ取り早くアメリカに移住するには一番おすすめの方法です。J-1ビザによるインターンシップのデメリットは、滞在できる期間が最長18ヶ月(1年半)に制限される点。

だから、もっと「長くアメリカにいたい!」という人にはあまり魅力的ではないのですが、そもそも長くいられる方法・ビザが無いため、仕方ないのです…。

期間が制限される点を除いては、収入もあり、アメリカの免許も取得でき、仕事さえしていればそれ以外は自由アメリカ生活を楽しめるので、とにかく日本を脱出したいという方にはワーキングホリデーと同様、手軽な海外移住方法ですね。

J-1ビザの取得に必要までの流れ

J-1ビザとそのほかのビザの違いが「スポンサー」の考え方。国際結婚でグリーンカードを取得する場合は結婚相手のアメリカ人が、留学する場合は留学先の学校がビザのスポンサーになり、また就労ビザ(Hビザ)は就労先の企業がスポンサーになります。

J-1ビザが少し特殊なのが、ビザのスポンサーがインターンシップ先の企業では無く、J-1ビザのために存在するアメリカの非営利団体がスポンサーになる点。

つまり、アメリカでのインターンシップ先企業と、ビザのスポンサー団体の両方を見つけ、面接・審査を通らなければビザ取得に進めないのです。

と、ここまでが前段。J-1ビザ取得の流れを紹介していきます。ちなみに私の場合はJ-1ビザでインターンシップをしようと決めてから、実際にビザが取れるまで半年かかりました。

(参考:J1ビザ申請や取得期間・必要書類~インターンシップ開始までの流れ|アメリカ・J-1ビザインターン|現地情報誌ライトハウス

1.インターンシップ先のアメリカ企業を探す

これが一番大変ですね。最初は自力でアメリカの企業を探し、慣れない英文メールでコンタクトを取ろうとしましたが、全く返信なし…。どこがインターンを募集しているのか分からず、たまたま返信のあった会社にJ-1ビザのことを説明しても先方が「?」となってしまったり。

結局、J-1ビザのエージェントを利用してインターンシップができる企業を紹介してもらうまでに2ヶ月半くらいかかりました。

2.企業の面接を受け、インターンシップ生として内定をもらう

このエージェントを利用してからはスピードが格段にアップ!インターンシップ先の企業紹介もすぐに2・3社あって、その中で良さそうな会社との面接を設定してもらって(日本とアメリカなので当然Skypeでの面接)、向こうの会社のことや具体的な仕事内容も聞けて、面接の手応えも良く…。

ただ、インターンシップ募集中の企業も当然私以外にも面接していたり、社内の選考もあるようで、なかなか結果の連絡が来ず。この期間は日本での仕事もなかなか手に付かず…。結局、面接から2週間ほどしてから「内定!」の連絡があり、「やったー!」と思ったのですが、そこからがまた大変でした。

3.スポンサー団体を探し、必要な書類を提出

そこからは怒涛の書類集め・書類作成ラッシュ。この時はもうエージェントに言われるがまま、必要書類を集めていました。これをミスなく一人でやろうとしていたと思うと、ちょっとゾッとします…。

卒業した大学に卒業証明書や成績証明書(英文)を取得しに行ったり、英文の履歴書を作成したり、スポンサー団体への申請書類を作成したり(もちろん英語)。一気にビザ取得に向けて動き出した感じでした。

4.スポンサー団体の面接を受け、合格するとDS-2019という書類がもらえる

重要なビザのスポンサー団体もエージェントがここにしましょう的な団体を紹介してくれて、そこもまた言われるがままでした。自分ではどのスポンサー団体が良いのか全く分からないのですが、自分の経歴やインターンシップ先の企業との相性みたいなのがあるらしく、合格しやすいスポンサー団体にしてくれたようです。

電話でのインタビューがあり、かなり怪しい英語でのやり取りになってしまいましたが、何とか合格。アメリカ大使館でのビザ面接に必要なDS-2019という書類が無事に発行されて、いよいよビザ取得の最終段階への進める訳です。

5.アメリカ大使館に、ビザ申請のための必要な書類を提出、面接の予約をする

アメリカ大使館のビザ面接予約などはかなりオンラインシステム化されているようで興味があったのですが、必要な申請手続きはすべてエージェントの方にやっていただいたので詳細は分かりません(すみません…)。

問題は面接の予約で、私は東京の六本木にあるアメリカ大使館で面接を受けたのですが、ちょうど混雑していた時期とのことで希望の1ヶ月先でしか予約ができず…。また悶々とした日々を1ヶ月過ごすことになりました。

ただ、ちょうどエージェント相手にアメリカのビザ面接の練習(模擬面接)をする時間ができたり、いろいろとネットの情報などを見る時間もあったので、面接で何を聞かれそうかの情報収集や心の準備の時間にはなりました。

6.アメリカ大使館でビザ申請の面接を受け、合格するとJ-1ビザがもらえる

人によってはビザの面接で不合格となってビザを取得できないこともあるアメリカ大使館でのビザ申請面接。ここで落とされたら、ここまでの苦労は何だったんだろう…と不安を抱えつつも、エージェントからの「●●について聞かれたら、XXと答えてね」みたいなアドバイスがあったのでそれだけを頼りに行ってきました。

結果は見事合格!ビビってた割には大したことは聞かれずちょっと拍子抜けで、その日はパスポートを没収され、後日ビザのスタンプを貼り付けたパスポートを返送するとのことでした。

J-1ビザの取得にかかった費用

アメリカでインターンシップを始めるまでには、上記のようなややこしい半年(所々で間は空いてるので怒涛のひょうな!という感じでは無かったです)がかかった訳ですが、その間に発生した費用は以下の通りです。

とは言え、私の場合はエージェントにマルっと総額で払いましたので、詳細は分からないのですが…。ずばりその費用は$5,850(1ドル110円で計算すると約64万円)。最初は結構するなー!ボラれてる?!とか思ったのですが、スポンサー団体への申請費用(DS-2019を取得するための費用)が30万円~40万円もするんですよね。

ホンマに非営利団体?!って目を疑いました…。

であれば、自力でJ-1ビザ申請しても40万円以上はかかるし、エージェント使わなきゃインターンシップ先の企業すら見つからない。と言うことで、観念して払った次第です(笑

 

以上、J-1ビザ取得までの流れ(私の場合)や作成・収集・提出した書類、費用などについて書いてみました。みなさんの参考になれば幸いです!

 

 

アメリカにはワーホリは無いが有給の長期インターンシップがある!

みなさん、こんにちは!

私は現在、アメリカで18カ月の長期・有給インターンシップをしています。

日本ではオーストラリアやイギリスなどでのワーキングホリデー(ワーホリ)は良く知られているのですが、アメリカのインターンシップ制度はあまり知られていなくて、友達からも「ワーホリと何が違うん?!」などとよく聞かれています。

知らない人が多いのはもったいないと思い、現在私が生活するアメリカ・ロサンゼルスからインターンシップや留学によるアメリカ移住方法について発信しようと思います!

アメリカのJ-1ビザ取得によるインターンシップ制度

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数週間の観光とは違って、アメリカに何カ月も滞在する場合や、さらに仕事をして給料まで貰おうと考えたら、必ず必要になるのがビザです。日本語で言うと、入国許可証とか滞在許可証と言われることが多いですね。

アメリカには何種類ものビザがあって、有名なのが「グリーンカード」と呼ばれる永住権(ずっとアメリカに滞在して良いビザ)だったり、働くことを目的とした就労ビザもあります。

ところが、これらのビザは本当に取れない…。一時期は取りやすかったり、時間はかかるけど取ることができたりだったようですが、今はもはや夢以上のもので、現実的に無理!!となっています(トランプ大統領から変わったら状況も変わるかも?!)。

そのような中でも、私のように「何が何でもアメリカに住んでみたいのだ!!!」という人におすすめ(というか現実的な選択肢となるのが)、J-1ビザによるインターンシップや、F-1ビザやM-1ビザを取得しての留学なのです。

18ヶ月間、有給インターンシップができる!お給料がもらえる!

中でも私が取得したJ-1ビザは、18ヶ月間、アメリカで有給インターンシップができるビザ。オーストラリアやイギリスなどでのワーキングホリデーとは期間的にもよく似ている制度です。仕事も基本的には好きなものを選べます。

留学ビザの方が、学校の通学期間によってもっと長い期間滞在できるビザ(4年制の大学に合格したら、4年間の滞在が可能など)がもらえますが、アメリカの留学ビザの場合、バイトなどが一切禁止されている点がフトコロ具合的には厳しいところ。

その点、J-1ビザの有給インターンシップならお給料がもらえるので、現地で働いて収入を得ながらアメリカ生活を楽しめます。ま、給料はインターンシップなので最低限の賃金なので贅沢はできませんが…。

ワーホリとの違い=事前に面接・内定が必要!

期間的にはワーホリによく似ているアメリカのインターンシップですが、最も大きな違いは事前に自分がインターンシップで働く企業の面接を受けて、内定をもらう必要がある点。オーストラリアにワーホリに行った友達などは、みんな現地に着いてから仕事を探したり、なかなか見つからなくてレストランでバイトみたいな仕事をしていた、なんて話も。

その点、アメリカでインターンシップをするには就職活動的な活動が必要で、インターン募集中の企業に履歴書を送って、面接でやる気を見せて、企業から内定・給料などのオファーをもらって、自分が承諾して初めてビザ申請の手続きに入るのです!

日本を出発する前に、どこの企業で、どんな人たちと、どんな仕事でインターンシップをするのか、さらに時給はいくらなのか分かるので、ある種安心して短期移住できるような制度です。

どんな会社で働ける?インターンシップができる?

基本的にどんな仕事でもできる、と言いたいところですが、実際にはできる仕事、できない仕事がそれぞれあると思います。

まず、J-1ビザの性質的に自分が大学時代に学んだ分野か、社会人になって働いた経験のある業種や職種から大きく外れないことが重要そうです。イチからスキルを磨く機会と言うよりも、インターンシップで今持っているスキルをアメリカで伸ばす、というイメージでしょうか?

またインターンシップとは言え、有給です。採用する企業側も完全な未経験を雇うよりかは、経験者の方が良いですよね。つまり完全未経験業界にチャレンジしようと思っても、インターンシップ先のアメリカ企業から内定が取れなければ、J-1ビザの取得にも、アメリカへの移住にも進めないのです。

あとは、よほど英語力が高い方でない限り、バリバリのアメリカ企業で働くのは難しいでしょう。英語力がそこそこであれば、(私もそうですが)アメリカにある日系企業の方が内定を取れる可能性が高いと思います。

つまり、ある程度の「経験業界・職種×(英語語力がそこまで高くなければ)日系企業」でインターンシップ先を探し、18カ月間のアメリカ・インターンシップを開始することになります。

自分でインターンシップ先を見つける?J-1ビザのエージェントを頼る?

ワーホリなんかだと自分で現地に到着後に飛び込みで探したり、現地の掲示板や就職情報誌で探したり、といった会社の探し方をしているようですが、アメリカのインターンシップの場合、現地に行く前に企業を見つけ、採用される必要があるため、ネットを駆使してインターンシップ先を見つける必要があります。

ところが、わざわざ会社のホームページにインターンシップ募集中」なんて書いている会社がなかなか無いのです。アメリカ企業の場合はあっても、J-1ビザを取得した外国人向けと言うよりは、アメリカの大学に通う学生を対象にしたインターンシップだったり。自力で探すのは至難の業です。。。

私も結局はアメリカのJ-1ビザ専門のエージェントを利用しました。自分の経歴に合った(ビザを取りやすい、かつ内定も取れやすい)会社を紹介してもらえますし、大使館のビザ面接前に模擬面接などもしてもらえたり。もちろん費用はかかりましたが、おかげでビザが取れたという印象なので、必要経費だったかなと思っています。

 

 そんな形でアメリカに短期移住・インターンシップ中の私は、西海岸のカリフォルニア州ロサンゼルスで、快適な気候のもと最高にご機嫌な毎日を送っています!(笑)

次回は留学との違いや、私と同時期にインターンシップを始めたJ-1ビザ友達(?)について書きたいと思います!