アメリカ移住ならインターン?留学?

憧れのアメリカへの移住。ビザが厳しい今、インターンシップか留学が現実的。

アメリカにはワーホリは無いが有給の長期インターンシップがある!

みなさん、こんにちは!

私は現在、アメリカで18カ月の長期・有給インターンシップをしています。

日本ではオーストラリアやイギリスなどでのワーキングホリデー(ワーホリ)は良く知られているのですが、アメリカのインターンシップ制度はあまり知られていなくて、友達からも「ワーホリと何が違うん?!」などとよく聞かれています。

知らない人が多いのはもったいないと思い、現在私が生活するアメリカ・ロサンゼルスからインターンシップや留学によるアメリカ移住方法について発信しようと思います!

アメリカのJ-1ビザ取得によるインターンシップ制度

www.us-lighthouse.com

数週間の観光とは違って、アメリカに何カ月も滞在する場合や、さらに仕事をして給料まで貰おうと考えたら、必ず必要になるのがビザです。日本語で言うと、入国許可証とか滞在許可証と言われることが多いですね。

アメリカには何種類ものビザがあって、有名なのが「グリーンカード」と呼ばれる永住権(ずっとアメリカに滞在して良いビザ)だったり、働くことを目的とした就労ビザもあります。

ところが、これらのビザは本当に取れない…。一時期は取りやすかったり、時間はかかるけど取ることができたりだったようですが、今はもはや夢以上のもので、現実的に無理!!となっています(トランプ大統領から変わったら状況も変わるかも?!)。

そのような中でも、私のように「何が何でもアメリカに住んでみたいのだ!!!」という人におすすめ(というか現実的な選択肢となるのが)、J-1ビザによるインターンシップや、F-1ビザやM-1ビザを取得しての留学なのです。

18ヶ月間、有給インターンシップができる!お給料がもらえる!

中でも私が取得したJ-1ビザは、18ヶ月間、アメリカで有給インターンシップができるビザ。オーストラリアやイギリスなどでのワーキングホリデーとは期間的にもよく似ている制度です。仕事も基本的には好きなものを選べます。

留学ビザの方が、学校の通学期間によってもっと長い期間滞在できるビザ(4年制の大学に合格したら、4年間の滞在が可能など)がもらえますが、アメリカの留学ビザの場合、バイトなどが一切禁止されている点がフトコロ具合的には厳しいところ。

その点、J-1ビザの有給インターンシップならお給料がもらえるので、現地で働いて収入を得ながらアメリカ生活を楽しめます。ま、給料はインターンシップなので最低限の賃金なので贅沢はできませんが…。

ワーホリとの違い=事前に面接・内定が必要!

期間的にはワーホリによく似ているアメリカのインターンシップですが、最も大きな違いは事前に自分がインターンシップで働く企業の面接を受けて、内定をもらう必要がある点。オーストラリアにワーホリに行った友達などは、みんな現地に着いてから仕事を探したり、なかなか見つからなくてレストランでバイトみたいな仕事をしていた、なんて話も。

その点、アメリカでインターンシップをするには就職活動的な活動が必要で、インターン募集中の企業に履歴書を送って、面接でやる気を見せて、企業から内定・給料などのオファーをもらって、自分が承諾して初めてビザ申請の手続きに入るのです!

日本を出発する前に、どこの企業で、どんな人たちと、どんな仕事でインターンシップをするのか、さらに時給はいくらなのか分かるので、ある種安心して短期移住できるような制度です。

どんな会社で働ける?インターンシップができる?

基本的にどんな仕事でもできる、と言いたいところですが、実際にはできる仕事、できない仕事がそれぞれあると思います。

まず、J-1ビザの性質的に自分が大学時代に学んだ分野か、社会人になって働いた経験のある業種や職種から大きく外れないことが重要そうです。イチからスキルを磨く機会と言うよりも、インターンシップで今持っているスキルをアメリカで伸ばす、というイメージでしょうか?

またインターンシップとは言え、有給です。採用する企業側も完全な未経験を雇うよりかは、経験者の方が良いですよね。つまり完全未経験業界にチャレンジしようと思っても、インターンシップ先のアメリカ企業から内定が取れなければ、J-1ビザの取得にも、アメリカへの移住にも進めないのです。

あとは、よほど英語力が高い方でない限り、バリバリのアメリカ企業で働くのは難しいでしょう。英語力がそこそこであれば、(私もそうですが)アメリカにある日系企業の方が内定を取れる可能性が高いと思います。

つまり、ある程度の「経験業界・職種×(英語語力がそこまで高くなければ)日系企業」でインターンシップ先を探し、18カ月間のアメリカ・インターンシップを開始することになります。

自分でインターンシップ先を見つける?J-1ビザのエージェントを頼る?

ワーホリなんかだと自分で現地に到着後に飛び込みで探したり、現地の掲示板や就職情報誌で探したり、といった会社の探し方をしているようですが、アメリカのインターンシップの場合、現地に行く前に企業を見つけ、採用される必要があるため、ネットを駆使してインターンシップ先を見つける必要があります。

ところが、わざわざ会社のホームページにインターンシップ募集中」なんて書いている会社がなかなか無いのです。アメリカ企業の場合はあっても、J-1ビザを取得した外国人向けと言うよりは、アメリカの大学に通う学生を対象にしたインターンシップだったり。自力で探すのは至難の業です。。。

私も結局はアメリカのJ-1ビザ専門のエージェントを利用しました。自分の経歴に合った(ビザを取りやすい、かつ内定も取れやすい)会社を紹介してもらえますし、大使館のビザ面接前に模擬面接などもしてもらえたり。もちろん費用はかかりましたが、おかげでビザが取れたという印象なので、必要経費だったかなと思っています。

 

 そんな形でアメリカに短期移住・インターンシップ中の私は、西海岸のカリフォルニア州ロサンゼルスで、快適な気候のもと最高にご機嫌な毎日を送っています!(笑)

次回は留学との違いや、私と同時期にインターンシップを始めたJ-1ビザ友達(?)について書きたいと思います!